【考察】いつから魔法少女は殺伐としてしまったのか
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昔から魔法少女モノは結構好きで見てました。
一時離れた時期もあり、久々に見た魔法少女モノはまどかマギカ。
今は、魔法少女育成計画(以降まほいく)を見ています。
見れば見るほど殺伐としています。
昔はこんなに殺伐としてなかったはずなのに…
いつからこんなになってしまったのでしょうか?
と思ったからといって別にネットで検索したりとかする訳ではなく昔を思い出していました。
実はよくよく考えてみると昔から殺伐とはしているんですよね。
魔法少女物という括りをちょっとはずしてキューティーハニーとか魔女っ子メグとか思い出してみると結構殺伐としていました。
ミンキーモモに至っては主人公最後に交通事故で死んでるし。
そう思うと昔から殺伐とはしていた訳です。
じゃぁ今の魔法少女モノに感じる違和感は何か。
敵が『魔法少女』もしくは『魔法少女だった何か』になった事だと感じました。
というのも、今でも魔法少女モノは他にもやっています。
部類で言えば『プリキュアシリーズ』もそうでしょうし、『魔法少女なんてもういいですから』も現在2クール目をやってます。『装神少女まとい』もそうですね。
これらになくてまどマギやまほいくにあるモノ。それは敵が魔法少女(だったなにか)に間違いないでしょう。
殺伐と感じてしまうのはまほいくの主人公が言うとおり『魔法少女は人助けをする正義の味方』だと思っていたんです。それがまどマギによって覆された。
その結果が今の魔法少女モノに成り代わってきているのではないでしょうか。
『リリカルなのは』も元はエロゲのスピンオフみたいなもんで少女のパンチラとか全開でしたけど、内容は闇を抱えた魔法少女。
実は『リリカルなのは』にも似たような違和感をずっともってたんです。ドラゴンボールじゃないですけど、結果としては更生する敵(この場合はフェイト・テスタロッサ)なんですけど、やっぱり敵は心に闇を抱えた魔法少女。
『おジャ魔女どれみ』など、なのは前後はほとんどアニメを見ていない期間だったのでその間に何かそういうアニメがあればわかりませんが、発端はこのあたりにあるのではないかという結論にいたりました。
殺伐として人気と言えば『ひぐらしの鳴く頃に』とかゲームで言えば『青鬼』や『イヴ』などホラー系ではあるもののそういった暗い面を持ったものに惹かれる人たちが多数いて、それに魔法少女が重なってフィーバーしたのかな?と思います。
個人的には殺伐としているのはあまり好きではないので、もういいですから位ゆるーい魔法少女がみたいです。
勿論、異論は認めます。