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【レビュー?】こんな映画があったとは。百日紅-Miss Hokusai-



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先日、うちの嫁さんから「公開されてるのかされたのか終わったのかわからないけどコレ面白そう。」と言われ予告動画をいくつか見たところ、面白そうなので見たいと思って調べてみたらすでに公開済みでDVD BDまで販売してました。

気になったので販売しているならレンタルもしているだろうという事で見てみました。

 

皆さんはご存知ですか?百日紅(さるすべり)という花の名前を冠したこの映画。

2015年に公開されていたのですが、私は全く知りませんでした。

アニメ映画なのですが、日本では全くと言っていいほど話題にならず広告も見かけることはありませんでした。声優も女優の杏さんだったり有名な人も多かったのに。

しかし、それとは裏腹に海外では結構話題になったみたいで日本映画なのに日本で話題にならず海外受けが程よかった映画なのです。

 

 

映画の内容としては、実在の人物である葛飾北斎の三女「お栄」を主人公としたアニメ映画。葛飾北斎の娘も実は浮世絵師。画号は『葛飾応為』。

そのお栄の葛藤と日常を切り取った感じの内容で最後は駆け足でした。

原作は1983~1987年まで連載されていた同名の漫画の様です。漫画と違うのは主人公が応為含む4名からなり、その筆頭は北斎の様です。

既に漫画は絶版となっており、別の出版社から文庫上下巻で販売されている物のみとなっています。

 

ネタバレは避けたいので詳しくは書きませんが、なんだろう。面白かったけど色々中途半端な感じが否めませんでした。

いくつか時間の都合とはいえ端折った部分がありありと見えてしまい、主人公をお栄にしたばかりに北斎のなぜどうしてがぬぐえないままだったり、一緒にいたメンツがその後どうなったかを映画の終わりに突然紹介したり、なんだかウッスーイ内容で終わってしまいました。

結果、中途半端な感じなんですよね。

 

ただ、この映画の良いところとしては『葛飾北斎』はどんな方でも知っていると思いますが『葛飾応為』という娘が実は実子でかつ北斎の弟子であり凄腕の浮世絵師だった事はほとんどの人が知らないのではないでしょうか。

そういった本当はすごい人に目を向けさせるという意味では良いことだったのでは?と思いました。

実は、海外の美術館などに葛飾応為の浮世絵が飾られたりしています。

 

映画を評価するとしたらそんなに高く評価できませんが、一度はみてみると良い映画だと思いました。

必見は映画が進むにつれて成長している野良犬?の姿でしょうかw

 

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百日紅 (上) (ちくま文庫)

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百日紅 (下) (ちくま文庫)

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